++日本タバコフリー学会++ 活動報告

バレニクリン安定供給のお願いを厚生労働省に提出しました。


令和3(2021)年6月よりファイザー社の禁煙治療薬チャンピックス🄬(バレニクリン酒石酸塩)に許容値以上の混入があるとされていたということで、世界的に供給が中止され、そのため日本でも禁煙外来を休止する医療機関が続出し、禁煙を決意した方が禁煙外来を受診できない事態が発生しています。

チャンピックス🄬に許容値以上の混入があるとされているニトロソアミンは、タバコに多く含まれています。

チャンピックス🄬欠品により禁煙できない喫煙者は、より多くのニトロソアミンを摂取し続けることになります。

チャンピックス🄬の供給停止は既に年単位で継続しており、喫煙関連疾患により国民の健康と命が危険に曝され続けています。

禁煙治療が原則無料で受けられる韓国では、国内の薬剤会社がジェネリックで、ニトロソアミン問題をクリアしたバレニクリン(酒石酸塩ではなく、サリチル酸塩に変更)を製造供給しているそうです。

特定非営利活動法人日本タバコフリー学会では、当学会顧問で、韓国国立がんセンター総長で韓国禁煙協会会長のHong Gwan Seo博士提供の現在使用可能な韓国製バレニクリンのリストを添えて厚生労働省にファイルのような要望書を提出しました。


〇ダウンロード

バレニクリン安定供給要望書

韓国バレニクリンジェネリックリスト

2023年06月27日(火) No.71 (動向)

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