++日本タバコフリー学会++ 活動報告

仙台市に抗議書を提出しました



2021年2月末に当学会より、仙台市による「勾当台公園の喫煙設置に対する抗議書」をお送りしました。

内容は添付のファイルの通りです。


勾当台公園の喫煙設置に対する抗議書


仙台市には回答をお願いしていますが、現時点ではまだ回答はありません。

実際は下記の記事にあるように喫煙所設置は実施困難となったようです。

JTと連携すること自体国際的にはタバコ規制枠組条約FCTC違反なので、「連携の在り方を探る」のではなく、「連携はしないように」していただきたいのですが、日本の行政はタバコ規制枠組み条約に関する認識がなかなか行き渡らないようです。


〇仙台・勾当台公園たばこ問題 異論相次ぎ分煙社会実験見送り

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6e9473d77d84c44887cdadc0ec117573bfc2fea


 仙台市は29日、日本たばこ産業(JT)東北支社と共同で、4月20日から青葉区の勾当台公園で予定した分煙の社会実験を当面、見送ると発表した。新型コロナウイルス感染者の急増も理由だが、社会実験に市民団体などから異論が相次いだため、予定通りに実施することは困難と判断した。

社会実験は来年3月31日までの約1年間を予定していた。JTが費用負担して(1)排煙装置付きのプレハブ(2)パーティション(間仕切り)による囲い(3)フラワーポットによる仕切り−の3種類の受動喫煙対策を講じた喫煙スペースを設置。喫煙状況の変化や吸い殻の散乱具合を検証するとしていた。

青葉区公園課によると、社会実験に対し、市民から約30件の意見が寄せられたという。2月にはNPO法人禁煙みやぎ(角田市)が「自治体がJTと協力し、喫煙所を設けることに驚きを禁じ得ない」と撤回を求める抗議文を提出した。

現時点で社会実験の実施時期は未定。郡和子市長は今月16日の定例記者会見で「社会実験そのものは必要ではないか」との考えを示している。

土田和彦課長は「市民にさまざまな意見がある。実験の内容、手法、JTとの連携の在り方について十分に検討したい」と話した。

2021年04月11日(日) No.60 (動向)

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